着物が生絹であること

着物買取り業者に着物を出す前に注意したいことは、いくつかあります。まずひとつ目に、丈が最低でも155p以上ある着物で素材が正絹で状態が良い物であるかどうかという点です。それは、正絹の訪問着や振り袖などは数千円から数万円の値段で買取りをしてもらえることが一般的といわれているからです。一方、状態がよくても着物の素材が化学繊維のポリエステルやウールの場合は、値段がつきにくくなるといわれています。そして2つ目に注意する点は、着物の保存状態です。基本的には着物の汚れの程度がよほど酷い場合を除いて買取り自体は可能といわれていますが、綺麗な状態と比較して、どこがどの程度汚れているかによって値段が変わってきます。ですから、着物を保存する際には、防虫剤等の匂い移りや湿気によるカビをしっかり防ぐことが大切です。また、着用済の着物はクリーニングを行い、畳紙に綺麗に入れてシワがつかないように保存しておくことが大切です。さらに、着用済みの着物の場合は、一度反物の状態にもどして水洗いを行う洗い張りをし、仕付け糸をつけて保存しておくと高値で買取りをしてもらえる傾向があるといわれています。最後に、人間国宝の着物や有名な作家物の場合は、証明できる証紙が必要になりますので、着物と一緒に大切に保管しておく必要があります。このような高価な着物の場合は、一着で数十万円の値段が付く場合もありますが、人間国宝作家の作品で高価な着物であるという証明ができる証紙などがない場合は、高価なものと分かっていても値段としては下がってしまう場合がありますので注意が必要です。このように、着物買取り業者に着物を出す前には注意しておく事がいくつかあります。また、着物の正確な値段を知らないリサイクルショップでは、値段がほとんど付かない場合がありますので、着物の買取りを希望している場合は、着物の価値を理解している着物専門の買取り業者で正確な査定を行ってもらうことがとても大切です。